智弁和歌山―エナジックスポーツ 三回裏エナジックスポーツ2死一塁、打者砂川のとき、走者イーマンは二盗成功=有元愛美子撮影

 (25日、第97回選抜高校野球大会2回戦 智弁和歌山9―4エナジックスポーツ)

 エナジックスポーツの1番・イーマン琉海(るかい)は初戦に続く4安打。盗塁を二つ決め、七回の三塁走者の場面では、二塁牽制(けんせい)の間に本塁を突いた。アウトになったものの「練習してきたプレー。悔いはない」。チームが掲げる「ノーサイン野球」を率先して体現したが、「高いレベルの相手を怖がる部分もあった。夏に向けて全員で成長したい」と話した。

 ●神谷嘉宗監督(エナジックスポーツ) 「前半、相手の力に圧倒された。投手がボール球先行でリズムに乗れなかった。攻撃は失敗を恐れず勇気を持ってやってくれた」

 ▼沖縄勢、2校出場では初めて8強逃す 2校同時出場は今回が3回目だった。第82回(2010年)は嘉手納とともに出場した興南が初優勝。第86回(14年)は美里工とともに出た沖縄尚学が、準々決勝まで進んだ。

共有
Exit mobile version