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エフエム東京本社=2019年撮影

 エフエム東京(東京都千代田区)は26日、不適切な言動があった黒坂修社長が10月1日付で辞任し、代表権のない会長になると発表した。後任の社長には唐島夏生会長が就き、ガバナンス強化を目的とした組織体制の変更も行う。

 同社によると、今年6月から8月にかけて黒坂氏の不適切な言動について内部通報が複数あり、監査役による調査を行っていた。その結果を今月26日の取締役会で報告する前に、黒坂氏が自ら辞意を表明したという。

 黒坂氏については、言動で社内の混乱やモチベーション低下、人材の流出を招いたとして、月額報酬の一定率を削減する処分をすでに実施。唐島氏もこれらを未然に防げなかった責任を取り、10月から報酬を削減するとしている。

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