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ガラス張りの外観が特長のグラスロック=2025年4月、東京都港区虎ノ門、大和田武士撮影
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 気候変動や人口減少、貧困など社会課題の解決を目指す交流拠点が、オフィスビルに相次いで開業している。ディベロッパーが主導して企業、市民団体、大学などの様々な人材や知恵を集め、相互交流を通じてイノベーション(革新)を生み出す試みだ。

 森ビルの再開発事業「虎ノ門ヒルズ」(東京都港区)で4月上旬、新施設「グラスロック」(地下3階、地上4階建て、延べ床面積約8800平方メートル)がオープンした。中核施設は、地下1階と地上4階に入る会員制の交流拠点「Glass(グラス) Rock(ロック)」(約890平方メートル)だ。

 企業、行政、NPO、大学、個人などが会員となり、それぞれの専門領域を超えた連携、交流を図る。イベントや各種プログラムなどを通じて、様々な社会課題の解決に向けた取り組みや新規事業の創出を支援する。100社、1千人を目標に掲げる。

 新領域事業部の竹田真二部長…

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