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全日本アンサンブルコンテストに出場した旭川市立永山中=2025年3月20日午後4時23分、福井県立音楽堂、原知恵子撮影

 20日に福井市で開かれた全日本アンサンブルコンテストで、北海道代表の旭川市立永山中学校が金賞に輝いた。永山中は3年連続の出場で、実はこの3年間、すべて同じ作曲家による書き下ろし曲で大舞台に立っている。

 作曲家は、林大地さん(31)=東京都。2019年度の吹奏楽コンクール課題曲「『あんたがたどこさ』の主題による幻想曲」などで知られ、打楽器奏者でもある。

今年の全日本アンサンブルコンテストで林大地さんの書き下ろし曲に挑んだ団体は4つ。奏者が輝く曲はどう生まれるのか。記事後半では、林さんの思いを紹介します。

「ゾウの足」「赤い森」も初演は…

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旭川市立永山=福井県立音楽堂、高野良輔撮影

 楽器の編成や子どもたちの技…

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