オリンパス新社長にボブ・ホワイト氏　海外医療機器会社の幹部を歴任

　医療機器大手のオリンパスは25日、社長兼最高経営責任者（CEO）に欧州の同業大手メドトロニックの元幹部ボブ・ホワイト氏（62）を起用する人事を発表した。6月1日付。6月の株主総会を経て取締役にも就く。

　ホワイト氏は、英医療機器メーカーの社外取締役や米GEヘルスケア幹部などを歴任した。オリンパスでは昨年10月、違法薬物を購入した疑いで当時の社長兼CEOが辞任。その後、有罪判決を受けた。今年4月から竹内康雄会長が社長とCEOも兼ねていたが、ホワイト氏の社長就任後、竹内氏は会長に専念する。