【動画】コロナ禍での戦いを振り返る松村厚久・DDグループ社長=関田航撮影
「3密」を回避する新型コロナウイルス対策で、やり玉に挙がったのは飲酒を伴う会食でした。営業自粛の要請により、飲食店は甚大な影響を受けました。「九州熱中屋」や「今井屋」などさまざまな業態の飲食店を展開し、「カリスマ経営者」と呼ばれる松村厚久・DDグループ社長(58)は、若年性パーキンソン病を抱えながらコロナとの闘いに挑み、V字回復を果たしました。
――2024年2月期の決算で32億円超の営業黒字。過去最高益を更新し、コロナ禍前を上回りました。コロナ禍は過去のことでしょうか。
これからまだ何が来るか、わ…