大勢の参拝者が見守る中、重陽の節句にあわせて行われた烏相撲(からすずもう)=2025年9月9日午前11時36分、京都市北区の上賀茂神社、新井義顕撮影
長寿を祈願する「重陽(ちょうよう)の節句」の9月9日、世界遺産・上賀茂神社(京都市北区)で無病息災を願う「烏(からす)相撲」があった。白装束に黒い烏帽子(えぼし)姿の氏子2人が「カーカーカー」「コーコーコー」とカラスの鳴きまねなどをした後、地元の小学生18人が境内に設けられた土俵でぶつかり合った。
神社によると、初代天皇とされる神武天皇の東征の際、神社の祭神の祖父が八咫烏(やたがらす)に姿を変えて先導したという故事にちなんだ伝統行事。5月の葵祭(あおいまつり)でヒロインの斎王代(さいおうだい)を務めた山内彩さん(25)らが取組を見守った。
大勢の参拝者が見守る中、重陽の節句にあわせて行われた烏相撲(からすずもう)=2025年9月9日午前11時35分、京都市北区の上賀茂神社、新井義顕撮影
大勢の参拝者が見守る中、重陽の節句にあわせて行われた烏相撲(からすずもう)=2025年9月9日午前11時35分、京都市北区の上賀茂神社、新井義顕撮影
重陽の節句にあわせて行われた烏相撲(からすずもう)=2025年9月9日午前11時41分、京都市北区の上賀茂神社、新井義顕撮影
斎王代(左奥)が見守る中、重陽の節句にあわせて行われた烏相撲(からすずもう)=2025年9月9日午前11時51分、京都市北区の上賀茂神社、新井義顕撮影
土俵に8の字を書き、必勝を祈願する神職=2025年9月9日午前11時3分、京都市北区の上賀茂神社、新井義顕撮影
カラスのように跳びはねて神事を行う神職=2025年9月9日午前11時16分、京都市北区の上賀茂神社、新井義顕撮影
烏相撲(からすずもう)に参列する斎王代=2025年9月9日午前11時20分、京都市北区の上賀茂神社、新井義顕撮影
土俵のそばの、八咫烏(やたがらす)をデザインしたちょうちん=2025年9月9日午前10時54分、京都市北区の上賀茂神社、新井義顕撮影