バンコクの国際空港で9日、帰国した元人質のタイ人男性(左)を出迎える家族=武石英史郎撮影 パレスチナ自治区ガザで、イスラム組織ハマスにより1年4カ月近くにわたり人質となっていたタイ人5人が9日、母国に帰国を果たした。首都バンコク近郊の国際空港では、到着ロビーで待っていた家族と抱き合い、涙を流した。 ハマス人質、15カ月間どう過ごした 解放後の証言で徐々に明らかに 会見で5人を代表してポンサク・テンナさんが「帰国できてうれしい。みなさんの支えがなければ、今ここに立つことはできなかった」と感謝の言葉を述べた。 2023年10月のハマスに…