パレスチナ自治区ガザ北部ガザ市で2025年7月22日、支援団体の配給所に食料を求めて集まる子どもら=ロイター

 パレスチナ自治区ガザの保健省は22日、食糧不足による飢餓などのため、過去24時間に15人が死亡したと発表した。イスラエル軍によって援助物資の搬入が極端に制限されるなか、飢餓が急速に深刻化している。

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 ロイター通信は22日、過去24時間で死亡した15人のうち1人は生後6週間の乳児で、病院で治療を受けていたと報じた。家族は、粉ミルクが手に入らなかったと語ったという。ガザ保健省によると、2023年10月のガザでの戦闘開始以降、飢餓などで101人が死亡し、うち80人を子どもが占める。

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