パレスチナ自治区ガザの最大都市ガザ市の制圧計画を進めるイスラエル軍が攻勢を強めている。ロイター通信はガザ全域で2日に100人以上がイスラエル軍の攻撃で死亡したと報道。うち35人がガザ市内で犠牲になったという。2日には予備役数万人の動員も開始した。
ガザ保健省によると、2023年10月の戦闘開始以降、イスラエル軍の軍事作戦によるガザでの死者は6万3633人に上り、栄養失調などによる死者も累計で367人になったという。
イスラエル政府は8月にガザ市制圧計画を承認し、作戦に着手。ガザを拠点にするイスラム組織ハマスに圧力をかけている。
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