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パレスチナ自治区ガザ北部のジャバリヤで2024年8月26日、食事を受け取るため、イスラエルの攻撃で破壊された建物の近くに集まってきたパレスチナの人たち=ロイター

 パレスチナ自治区ガザでの停戦と人質解放をめぐる交渉について、米ホワイトハウスのカービー広報補佐官(国家安全保障担当)は26日、高官協議から実務者の作業チームレベルに移行して続けることを明らかにした。米国などはイスラエルとイスラム組織ハマスの主張の溝を埋める糸口を探っている。

 米国などとともに交渉を仲介するエジプトの首都カイロでは22日から25日に高官協議が行われた。カービー氏は「(作業チームレベルの協議は)少なくとも今後数日間は続く」と述べた。

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 カービー氏は協議する内容の例として、ハマスが拘束している人質とイスラエルに捕らわれているパレスチナ人を交換する際の人選や人数などを挙げた。また、作業チームからは建設的な議論が行われているとの報告を受けている、と説明。「協議が決裂したという事実はまったくない」と述べた。

 ただ、協議は難航しているとの指摘もある。

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