パレスチナ自治区ガザで2024年10月27日、避難所となっていた学校でイスラエル軍の空爆を受けた場所を人々が調べていた=ロイター

 パレスチナ自治区ガザの戦闘をめぐる停戦交渉の主要仲介国エジプトのシーシ大統領は27日、戦闘を2日間停止し、ガザでイスラム組織ハマスに拘束されている人質4人と、イスラエルに収監されているパレスチナ人の複数の囚人を交換する案を発表した。AFP通信などが伝えた。

 2日間の停戦中にガザへの人道支援物資の搬入も行う構想という。シーシ氏はこの提案は状況を前進させるのが目的で、永続的な停戦の実現をめざす交渉を続けるとの考えを示した。ロイター通信によれば、今月17日時点でガザに残る人質は101人で、イスラエル当局は少なくとも半数は生存しているとみている。

 カタールの衛星放送局アルジ…

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