イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆が各地であり、米AP通信は15日、南部ハンユニスで14日夜から15日朝にかけての攻撃により、少なくとも50人が死亡したと報じた。米国のトランプ大統領が中東歴訪を続けるなかで、ガザへの激しい攻撃が続いている。
AP通信によると、ハンユニスではこの間に10回の空爆が確認され、同地域の病院の関係者が、運ばれてきた50人以上の遺体を確認したという。パレスチナ自治政府系のパレスチナ通信も15日、ガザ北部でイスラエル軍の空爆があり、民間人が死亡したと伝えた。
イスラエルと、イスラム組織ハマスとの間では、米国やカタールなどが仲介し、カタールの首都ドーハで停戦と人質解放に向けた交渉が続いている。
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