イスラエルの攻撃が続くパレスチナ自治区ガザでの死者数が5万2243人、負傷者は11万7639人になった、とガザ保健省が27日発表した。イスラエルがガザへの物資の搬入を完全に停止して約2カ月になり、人道危機が深刻化している。
ガザ保健省によると、同日の過去24時間の空爆などで、ガザ内の病院が51人の遺体を確認したという。この発表後も空爆が相次ぎ、AP通信によると、南部ハンユニスのテントで子ども3人を含む8人が死亡、中部デイルアルバラでは空爆で4人が死亡したという。
イスラエル軍は最南部ラファを包囲したほか、AP通信によると、軍が設定する「緩衝地帯」を拡大してガザ全体の約50%に及ぶ地域を支配下に置いている。
イスラエルは、イスラム組織…