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2025年5月28日、米ホワイトハウスでスピーチをするウィトコフ中東担当特使=ロイター

 パレスチナ自治区ガザの停戦交渉をめぐり、イスラム組織ハマスが5月31日、米国から提示されていた停戦案に回答した。人質の解放の手順などで修正を求めたとみられるが、米国のウィトコフ中東担当特使は同日、「全く受け入れられるものではない」と述べ、改めて受け入れを要求した。

 イスラエル政府は米国の停戦案に同意すると表明していた。イスラエルメディアによると、今回の提案は60日間の停戦期間を設け、合意後の1週間でハマスが死者を含む人質計28人を解放し、イスラエル側も拘束しているパレスチナ人約1200人を釈放する内容とされる。

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