ガソリン補助金のしくみが22日から変わり、1リットルあたり最大10円支給する「定額制」になる。最初の週(22~28日)の補助額は7.4円で、最終的に10円まで段階的に補助額を増やしていく。足元の原油相場が今後も続けば、レギュラーガソリンの平均価格は、いまの185円前後より下がりそうだ。
2022年1月に始まった補助金は、ガソリンの平均価格を一定水準に抑えるため、原油相場を見ながら支給額を毎週変えていた。直近は185円になるように補助金を出していた。それにより、レギュラーガソリンの平均価格も185円前後で推移していた。
新しい制度では、支給額を10円で固定する。ただ、最初から全額を支給すると、価格が一気に下がり、買い控えや反動増などの混乱が起こりかねないため、段階的に支給額を上げる。
初週(22~28日)は、い…