総務省が31日に公表した労働力調査で、2024年の労働力人口は、前年比32万人増の6957万人で過去最多だった。人手不足が叫ばれる中、どの産業や職業で増えているのか。調査結果から詳しく分析した。
- 24年の労働力人口、過去最多 7千万人に迫る、高齢者と女性が増加
労働力人口は、15歳以上のうち、就業者と就職活動をしている失業者を合わせた数だ。6565万人だった12年以降、右肩上がりの傾向がある。
男女では、女性の伸びが大きい。24年は3157万人と過去最多で、00年と比べて404万人増えた。15~64歳の女性正社員の割合は、比較可能な13年以降で初めて5割を超えた。
65歳以上の割合も大きく増…