グーグルが導入するAI検索のイメージ

 米グーグルは、生成AI(人工知能)を使った検索サービス「AIモード」を9日から日本に導入する。対話形式でAIが質問に答え、利用者の求める情報を表示するようになる。便利になるとの期待がある一方、個別のサイトを閲覧する機会が減る可能性があり、ネットビジネスに大きく影響するとみられている。

 AIモードは検索画面でタブを切り替えて使える。キーワードから関係するサイトの候補リストを表示する従来の検索と違い、利用者は知りたいことを文章で入力すると、AIが「答え」を出典とともに表示する。音声や画像を交えた問答もできる。

 グーグルの生成AIモデル「Gemini(ジェミニ)2.5」を、検索サービスを支える情報システムと統合した。抽象的な質問や、製品やサービスの比較などに関する回答が得意だという。システムを順次更新し、数週間かけて全ての人が日本で使えるようにする。

 グーグルは、検索結果の一部…

共有
Exit mobile version