声を掛け合いながら協力してプレーするマタギスナイパーズのメンバー=2024年5月30日、秋田市、滝沢隆史撮影
  • 写真・図版

 秋田市中心部のビル7階。

 おそろいの黒のユニホームを着た男女5人がパソコンの画面を見つめ、キーボードとマウスを素早く操作する。互いに声を掛け合い、「ヴァロラント」の腕を磨く。

 ヴァロラントは5人一組の対戦型シューティングゲーム。若者を中心に世界中に愛好者がいる。

 そんな若者の世界に飛び込んだのが、プロを自認するeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」だ。

 秋田の地元IT企業「エスツー」(須藤晃平社長)が2021年に結成。公募で手を挙げたトップチーム5人とアカデミー5人の計10人が所属している。このチームに入る唯一の条件がある。「60歳未満お断り」だ。

 スローガンは「孫にも一目置…

共有
Exit mobile version