アフリカ中部のコンゴ民主共和国東部で起きた反政府武装組織「3月23日運動（M23）」の攻撃で、25日までに国連平和維持部隊の要員13人が死亡した。要員を派遣する南アフリカ軍などが発表した。M23はコンゴ東部で人口100万人以上の中心都市ゴマに迫っており、被害の拡大が懸念される。
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国連によると、コンゴ東部では今年に入りM23が攻勢を強め、コンゴ軍や国連平和維持部隊との衝突が激化した。今年だけで約40万人の住民が避難を強いられている。英BBCは26日、M23の攻撃で、200人以上の民間人が死亡したと伝えた。
ルワンダ政府の関与指摘
国連安全保障理事会や欧米諸国は、コンゴ東部と国境を接するルワンダ政府のM23への関与を指摘している。コンゴ東部は世界的な鉱物資源の生産地で、コンゴ政府はルワンダ政府がM23を通して鉱物を奪っていると繰り返し批判している。ルワンダ政府は、これを否定している。
AFP通信によると、コンゴ…
