コンゴ民主共和国東部の主要都市ゴマへの攻撃を続ける反政府武装勢力「3月23日運動（M23）」をめぐり、国連平和維持部隊は28日、ルワンダ軍のM23への支援で「民族的な動機による攻撃」が広がる危険性を訴えた。AFP通信によると、26日以降で計100人以上が死亡している。
ルワンダは1994年に大規模なジェノサイド（集団殺害）を経験した。ゴマの平和維持部隊幹部は28日、国連安全保障理事会で、ジェノサイドにつながったような「民族」間の対立をきっかけとする暴力が、コンゴ東部で深刻化する可能性について警告した。すでに「民族的動機のリンチが確認されている」と述べた。
コンゴのカイクワンバ外相は…
