小中学生のころを堺市で過ごし、市の名誉大使も務めた漫画家の故さいとう・たかをさんの作品や世界観を紹介する催し「さいとう・たかを劇画の世界」が13日、市役所21階展望ロビーで始まる。代表作の「ゴルゴ13」と堺市の名所をコラボレーションさせた新作も展示される。市などでつくる実行委員会が主催し、11月30日まで。入場無料。
2021年から開催しており、今回は5回目。12日にはオープニングセレモニーを行った。さいとうさんの妻や永藤英機市長らが参加し、和服を着て茶室に座る「ゴルゴ13」の主人公・デューク東郷の姿を描いた新作が紹介された。
市内の文化観光施設「さかい利晶(りしょう)の杜(もり)」には、千利休がつくった国宝の茶室「待庵(たいあん)」の創建当初の姿を復元した「さかい待庵」がある。その写真とデューク東郷のイラストを合成させたという。
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