サントリーホールディングス(HD)の新浪剛史社長が16日、朝日新聞の取材に応じた。缶チューハイなどふたを開けてすぐに飲めるお酒「RTD」(Ready To Drinkの略称)の販売を世界で拡大する考えを示し、「RTDで金メダルをめざす」と語った。
サントリーはRTDの世界シェアを現在の3位から1位に高めることを目標としている。同社によるとRTD市場は年平均10%超の成長が続いており、2023年は20年の約1.4倍となった。若い世代を中心に健康意識が高まる中、低アルコール・低糖質の商品が多く、多様な味が楽しめるRTDの人気が高まっている。
新浪氏は、特にRTD市場の…