2021年の東京五輪でサーフィン競技の会場となった千葉県一宮町が、世界遺産の「サーフィン版」とされる「世界サーフィン保護区」の認証取得に本格的に動き出している。ユネスコ(国連教育科学文化機関)が登録を決める世界遺産への期待と同じように、町民が町にさらに愛着を持ち、地域活性化につながってほしいとの願いがある。
「町を盛り上げるための一つの仕組み。サーフィンだけではなく、町の持つ良いもの全てを結集していくということ」
11月10日、町の中央公民館大会議室。
「町魅力発表会」という催しがあり、馬淵昌也町長が力説した。
世界サーフィン保護区の認証を目指す取り組みの第1弾。町民同士、町の魅力を再確認して、外への発信につなげたり、町の発展に有効活用したりする狙いの企画だった。
7キロの海岸線、東京五輪の会場にも
町長のほか、サーフショップ…