郵便物が捨てられたり放置されたりして適切に届かなかったケースの多くを、日本郵便が公表していなかった。非公表とされ、差出人は届かなかったこと自体に気づけない恐れがある。専門家は「郵便への信頼を揺るがす」と指摘する。
- 郵便物の不配4000通、日本郵便公表せず 差出人が気づけない恐れ
廃棄予定の段ボールから、シュレッダーから、男子トイレから、女子休憩室の押し入れから、空き家から――。
放置されたり、隠されたりした疑いの郵便物が見つかった状況が、関係者への取材で判明した。2021~24年に起き、公表されていないケースだ。
シュレッダーから破片 でも「放棄・隠匿の意思ない」
沖縄県内の郵便局では、シュ…