後輩の吹奏楽部員にアドバイスするTOKUさん(写真中央)=2025年5月1日午後1時15分、新潟県三条市興野1丁目、久保田正撮影

 ジャズボーカリストでフリューゲルホルン奏者のTOKU=本名・馬場督之(とくゆき)=さん(52)が1日、母校の新潟県三条市立第二中学校(三条市興野1丁目、長嶋秀二校長)に招かれ、吹奏楽部を指導した。

 TOKUさんは今井美樹さんや大黒摩季さん、シンディ・ローパーさんらとの共演経験もあり、東京とパリを拠点に国際的に活躍している。自身も中学時代、吹奏楽部に所属し、コルネットを担当していた。サッカー少年だったものの、当時同中にサッカー部がなく、もともと父親の影響で音楽に関心があったことから、「吹奏楽部をのぞいたのが、いまにつながっている」と自己紹介した。

 指導は体育館で行われ、全校生徒が見守るなか、部員たちはジャズ・スタンダードでシンプルなメロディーが特徴の「Cジャム・ブルース」の即興に挑戦。TOKUさんと最新のアルバムづくりに取り組んできた県内の若手ミュージシャン9人のお手本に耳を傾けた後、セクションごとに音合わせし、本番に臨んだ。

「ノリノリ」の部員たち

 思い思いに演奏を楽しむバン…

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