ジョージアで最も人気があるサッカーチームで、いずれもスペインの「バルセロナ」と「レアル・マドリード」のファンが15日、議会選と大統領選のやり直しを求めて首都トビリシをデモ行進した。日頃は激しく対抗する間柄だが、「政権が『オフサイド』(サッカーの反則)であることは一致する」と声をそろえた。
参加したのは両チームの数百人のファン。「ジョージアに栄光を」「ジョージアは欧州だ」などと「応援コール」を叫んで大通りを行進した。
レアルファンのゲオルギさん(17)は「我々は最大のライバルだが、今日は団結した。親ロシア派政権に反対し、欧州連合(EU)加盟に向けて国民が団結できる象徴にしたい」と話した。
与党「ジョージアの夢」が擁…