スズキは16日、同社として初の電気自動車(EV)となる「eビターラ」を発表した。他の国内大手と比べEV「後発組」の同社は、国内で2030年度までにEV6車種を投入して、巻き返しを図る計画だ。
eビターラはスポーツ用多目的車(SUV)で、他社のSUVのEVに比べ小型サイズ。悪路に強い四輪駆動のモデルも用意した。1回の充電で433~520キロ走れる。eビターラの価格は税込み約399万~493万円。政府の補助金が87万円出る。「値段が高くても買ってもらえるモデル」(鈴木俊宏社長)として、SUVから始めることにした。
欧州で販売を始めていて、日…