スズキは30日、小型四輪駆動車「ジムニーノマド」を4月3日に発売すると発表した。従来は3ドアだったが、5ドアになって大型化した。ファミリー需要を狙う。
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乗用車の「ジムニーシエラ」よりも全長を34センチ長く、荷室容量を152リットル大きくして快適性を向上させつつ、専用につくったフレームによって走破性も両立させた。価格は税込み265万1千円から。
ジムニーは1970年に発売し、2018年には20年ぶりにデザインを刷新。シリーズ累計で計約350万台を販売している。ノマドは「グローバルモデル」という位置づけで、従来モデルと違ってインドで生産したものを日本に輸入する。鈴木俊宏社長は品質に差が無いことを強調し、「幅広いお客様の期待に応えることができるモデルで、冒険を楽しむ相棒になると確信している」と語った。