スノーボードを通じ、人生の困難と向き合う子どもたちを笑顔にしたい、チャレンジする楽しさを知ってほしい。そんな志でスタートした慈善団体「CHILL JAPAN(チルジャパン)」の活動が四半世紀を迎えた。
5月28日、東京都立川市のムラサキパーク立川立飛では、フリースクールに通う小中学生年代の子ら約20人がスケートボードを楽しんでいた。
「センスあるね~」「おっ、いいぞ!」
スタッフの声にのせられ、腰が引けていた子も滑る楽しさを覚えていく。
似た光景を2月にも見た。長野県の富士見パノラマリゾートでの児童養護施設とフリースクールの子が対象の1泊2日のスノボキャンプだ。
「僕たちは技術を教えるのが…