日本ガス協会は3日、業界の長期指針「ガスビジョン2050」を公表した。都市ガスのスマートメーターの普及を通じて、緊急・災害時の対応を強化する方針などを盛り込んだ。
スマートメーターには通信機能があり、ガスの圧力や流量などのデータを人工知能(AI)で分析することで、ガス漏れなどの事故を防ぐことができるという。開閉栓も遠隔でできるたため、緊急時などの対応もスムーズだ。同協会の内田高史会長は「こうした機器を普及させることで、保全や保安のレベルを上げていきたい」と話す。
電力業界では、スマートメー…