岐阜県岐南町議選(定数10)は7日、投開票され、複数の女性職員らに対する99のセクハラ行為などが認定され、昨年3月に1期目途中で町長を辞職した前町長の小島英雄氏(75)が当選した。選挙には16人が立候補していた。
小島氏は町長就任前に町議を務めており、補選を含めて今回で当選8回。2位での当選確定後、小島氏は報道陣の取材に対し「民意だ。一生懸命やってきた努力を認めてくれた結果だ」と述べた。セクハラ問題に質問が及ぶと「その話はなし。その話をするなら(取材は)打ち切り」と説明を拒んだ。
町によると、小島氏のハラスメント被害を受けた職員らが今も複数人在籍している。小島氏が当選したことで、役場側は議員対応と被害者保護の間で難しい調整を迫られることになりそうだ。
小島氏のセクハラ問題は20…