セブン&アイ・ホールディングス(HD)の傘下で、スーパー「イトーヨーカ堂」など非コンビニ事業を束ねる中間持ち株会社「ヨークHD」の株式売却をめぐる1次入札に、住友商事と複数の米系ファンドが参加したことがわかった。セブンはヨークHDの株式の過半を売却し、子会社から外す方針だ。
セブンは、業績不振が続くヨーカ堂などを切り離し、収益性が高いコンビニ事業に集中して企業価値を高めることで、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールから受けている買収提案に対抗したい考えだ。
関係者によると、1次入札は…