セブン&アイ・ホールディングスは6日、買収提案を受けていたカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールに対し、書簡で回答を送ったと発表した。公表した書簡では「提案は当社株主およびその他のステークホルダー(利害関係者)の最善の利益に資する提案ではない」と取締役会で全会一致で判断したとしており、提案に反対する姿勢を示した。
6日付で送付した書簡では、今後クシュタール側が提案内容を見直せば、「真摯(しんし)に協議をする用意がある」としつつも、買収価格の低さや競争法上の問題など、乗り越えるべきハードルは高いという認識を示した。
提案は、セブンの発行済み株…