ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、キーウを訪問中のケロッグ米特使（ロシア・ウクライナ担当）と会談した。ウクライナメディアによると、記者会見が予定されていたが、米国の要請で中止になったという。
SNSを更新したゼレンスキー氏によると、会談では戦況や捕虜の帰還、安全の保障について議論。「ウクライナは米大統領と強固かつ効果的な投資及び安全保障の協定を結ぶ用意ができている」と強調した。トランプ米大統領が権益の取得に意欲を見せるウクライナの希少資源についても話し合ったとみられる。
ゼレンスキー氏はまた、「ウクライナと米国の強固な関係は、全世界に恩恵をもたらす」と主張。協定締結に向けて「結果を出すために、最も迅速で最も建設的な提案を（米国に）してきた」と訴え、今後も「不眠不休で」取り組む意向を示した。
ゼレンスキー氏は19日、ト…
