いったんは誰もいなくなった地域は、再び時を刻み始めていた。
今月初め、9年ぶりに福島県南相馬市の小高区を訪れた。東京電力福島第一原発から20キロ圏内にあり、原発事故の影響で一時は居住人口がゼロになった。
まだ人もまばらな街で、小さなガラス工房がオープンしたことを知り、取材で訪れたのは2015年11月のことだ。
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忘れられない光景がある。ま…