大リーグのレッドソックス傘下3Aを自由契約になり、ソフトバンクホークスに入団した上沢直之投手(30)が26日、福岡市内で会見を開いた。「今回の決断は僕にとって、簡単な決断ではなかった」と明かしたうえで、「この決断がよりよかったものと言えるように、プレーや結果で見せたい」と抱負を語った。
上沢は2012年に日本ハムに入団。23年までに70勝(62敗)を挙げ、昨オフにポスティングシステムを利用して大リーグに挑戦した。今年5月にメジャー初登板を果たしたが、同月にマイナーに降格してシーズンを終えた。
会見での主なやりとりは次の通り。
――ホークスを選んだ理由は。
「ホークスの方と何度かお話しさせてもらう中で、僕に対する役割やこうなって欲しいというビジョン、または倉野投手コーチとも話して、『こういうところがホークスは優れている』と聞かせていただいた。熱意に心が打たれたというのが一番です」
――倉野コーチの言葉で決め手になったのは。
「僕自身、米国の環境に適応…