ソフトバンクグループ（SBG）が、対話型AI（人工知能）「ChatGPT（チャットGPT）」を運営する米オープンAIへの追加出資を検討していることが30日、明らかになった。金額は未定だが、最大250億ドル（約3.9兆円）との報道もあり、実現すればSBGはオープンAIにとって最大の資金提供者となる。
SBGの孫正義会長兼社長とオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者（CEO）は1月、AI向け大規模データセンター建設の合弁事業「スターゲート」を発表。今後4年間で最大5千億ドル（約78兆円）の巨額投資計画を明らかにしていた。
関係者によると、SBGはこの計画とは別にオープンAIに対してさらに投資を検討している。英紙フィナンシャル・タイムズによると、追加出資額は150億～250億ドルを検討しているというが、関係者は「議論中で金額は未定」だとしている。
SBGは半導体、データセン…
