映画「タイタニック」や「アバター」など数々のヒット作を手がけたプロデューサーのジョン・ランドーさんが死去したと6日、AP通信などが報じた。63歳だった。家族が発表したが、死因は明らかになっていないという。
ジェームズ・キャメロン監督とのコンビで知られ、「タイタニック」(1997年)はアカデミー賞で作品賞など11部門を受賞。「アバター」(2009年)では、タイタニックが持っていた記録を抜いて、世界興行収入の史上最高額を更新した。
AP通信によると、ランドーさんは1980年代に映画界でのキャリアをスタートさせ、キャメロン氏が監督を務めた「タイタニック」ではプロデューサーを担当。世界興行収入10億ドルを突破した最初の映画となった。その後もキャメロン氏とともに数々のヒット作を生み出してきた。