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配車アプリ「ウーバー」でライドシェアを呼ぶ際の画面=2024年4月5日、東京都江東区、中村建太撮影

 タクシーなどを呼ぶための配車アプリについて、公正取引委員会が初の実態調査を行い、23日に結果を公表した。一部のタクシー事業者からは、アプリ事業者が特定のタクシー事業者を優遇している可能性を指摘する声が寄せられた。

 調査は、「GO」や「S.RIDE(エスライド)」などアプリ事業者5社や、17のタクシー事業者・協同組合などを対象に行った。

 アプリ事業者は客から配車依頼があると、契約しているタクシー事業者のドライバーに伝える。ドライバーが引き受けると客とタクシーの「マッチング」が成立する。その際にアプリ事業者は、客が指定した迎車場所までの距離や過去の配車実績などを基に、どのタクシーに依頼を伝えるかを決めている。

■公取委の見解は…

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