Smiley face
死亡した女児が住んでいたマンション=2024年4月17日午前9時52分、広島市中区、根本快撮影

 広島市中区東千田町1丁目の53階建てマンションから16日、住人の女児(3)が転落死したとみられる事故で、女児が住む居室のベランダに踏み台のようなものがあったことが、広島県警への取材でわかった。県警は現場の状況などから、女児が室内から踏み台をベランダに持ち出し、誤って手すりを乗り越えて転落したとみて調べている。

  • 窓開ける春、増す転落リスク 3歳児の6割が越える「120センチ」

 広島中央署によると、女児は中層階に住んでいたが、事故当時、室内には他の家族はおらず1人だったという。女児の身長は約100センチで、ベランダの手すりの高さは135センチ。手すりには、乗り越えたとみられる跡が残っていた。

ベランダで禁止されていること

 家族の話などから、踏み台は…

共有