女性アイドルグループ「WHITE SCORPION（ホワイトスコーピオン）」は、秋元康氏のプロデュースのもと、2023年10月に結成された。キレのあるダンスパフォーマンスが注目を集める。ブレークを目指し、メンバー11人で奮闘中だ。
新体操やチアダンスで培った表現力
兵庫県出身のHANNA（ハンナ、15）は、グループ最年少ながらデビューシングルから5作連続でセンターを務める。
「プレッシャーはあるけれど、メンバーが『全員で頑張ろう』と支えてくれるので不安は感じていません」
武器はダンス。幼い頃から新体操やチアダンス、ジャズ、ヒップホップを習い、表現力を身につけてきた。
ほかにもそろばんや公文式、水泳も習い、「小学生のときは習い事で1週間が終わりました」。負けず嫌いの性格だという。
幼少期、音楽番組でAKB48の前田敦子さんを見て、アイドルに憧れた。母親が見つけたホワイトスコーピオンのオーディションを受け、その憧れを現実へと変えた。
アイドルとして初めて迎える夏。「TOKYO IDOL FESTIVAL（TIF）」や「@JAM（アットジャム）」といった大規模アイドルフェスへ出演する。
「夢というか、目標にもしていたので、こんなに早く出られるのはうれしいです。かっこいい系のダンスで雰囲気を変えるパフォーマンスをしたいです」
9月には初のワンマンライブ開催、ミニアルバム発売も決定。「レベルアップした姿を見せられるようにがんばりたい。2年後や3年後に『初のワンマンライブに行ったんだ』と自慢してもらえるように大きくなりたいです」（小松隆次郎）
アイドルになるまで、そして今後の目標を語る
――最年少メンバーでデビュー時からセンター。
プレッシャーはあるんですけど、メンバーがいつも「何かあったら言ってね、私たちが支えるから」と言ってくれます。そこで支えられているので、不安はありません。センターはやはり正面というか、一番目立つ位置ではあるので、グループを引っ張らなければという意識は持っています。
――どうしてアイドルに。
幼稚園生のころ、テレビ番組…
