道後温泉を訪れた人たちへの「おもてなし」を担当する地元小学生「まつやま観光キッズ」の任命式が25日に松山市であった。野志克仁市長から委嘱状を受け取った小学生は、道後温泉本館付近で観光客にティッシュを配り、松山の観光をPRした。
地元の道後小、湯築小の児童が任命される「まつやま観光キッズ」は2007年から続いている。今年は43人が任命された。
この日任命式とティッシュ配りに参加したのは両小の41人。昨年の観光キッズが描いたイラストが入ったポケットティッシュを配った。
道後小6年の佐伯樹大(みきと)さんは、昨年に続き観光キッズになった。「キャリーバッグを持っているのは観光で来た人が多い。『道後にまた来たい』と思ってほしい」と、積極的に声をかけ、ティッシュを手渡していた。