テヘラン中心部のビルに描かれたミサイルの壁画=2024年4月16日、佐藤達弥撮影
  • 写真・図版

 イランの首都テヘラン中心部のビルに、イラン製の様々なミサイルを描いた巨大な壁画が登場した。「イスラエルはクモの巣より弱い」との言葉も記されている。イランのミサイル攻撃などを受けたイスラエルの報復を、強く牽制(けんせい)する意図があるとみられる。

 16日、テヘラン中心部のバリアスル広場。高層ビルの壁面に、発射を待つかのように地面に立てられた20発以上のミサイルが描かれていた。

 中央にそびえ立っているのは、イランが開発したとされる極超音速ミサイル「ファタハ」だ。国営メディアはファタハについて、「どんなミサイル防衛システムでも突破できる」と主張している。

「どの国との戦争にも反対」 平和求める市民も

 ビルのそばを通りかかった大…

共有
Exit mobile version