元SKE48の野島樺乃さん(22)が所属する女性ボーカルグループ「et-アンド-」がデビュー3周年を迎え、新曲2曲を7月26日にデジタルリリースした。来年3月にはグループ最大規模のワンマンライブが予定され、「絶対に完売したい」と意気込む。
3周年ワンマンライブはまさかの…
et-アンド-はメンバー全員が2000年代生まれという「新世代女性ボーカルグループ」として、21年7月に4人でデビュー。今年1月からリーダーの野島さん、栗本優音さん(19)、山崎カノンさん(23)の3人で活動している。
デビュー3周年を記念し、7月20日に都内で開かれたワンマンライブは「リーダー不在」というアクシデントに見舞われた。野島さんがのどの不調によりライブパートを急きょ休演。それでも2人だけのパフォーマンスで乗り切った。
「リーダーがいない寂しさとリーダーの偉大さに気づいた。2人でMCを回すのは初めてだったので成長できた」と栗本さん。山崎さんも「ドキドキはあったんですけど、最終的には楽しかった、やりきったという気持ちになった」と振り返った。
野島さんは2人のパフォーマンスを客席の最前列端から見守り、「2人がめちゃくちゃ頑張ってくれる姿を客席からファンの方の目線で見て、新たな発見ができた。のんびりまったりした2人の空気感も好きだった」と語った。
7月26日には「Bubble Hour(バブルアワー)」「Mammamia(マンマミーア)」を同時リリースした。
「Bubble Hour」について、山崎さんは「今までの夏ソングとはちょっと違った、さわやかで涼しく感じるような楽曲」。栗本さんは自ら作詞を手がけた「Mammamia」を「今までのet-アンド-とはガラッと変わった壮大な曲調。推しへの愛が強すぎる人の思いをつづった歌詞になっている」と紹介した。
来年3月にはグループとして最大規模となる会場でのワンマンライブ開催が決定。野島さんは「リリースイベントなどを通じて、私たちの歌を生で浴びたいと思ってもらえるように準備したい。絶対にチケットを完売させたい」と話した。(小松隆次郎)
et-アンド-新曲のポイントは…3人に聞く
――まず新曲「Bubble Hour」について。
山崎 私たちの夏ソングに、また一つ追加されました。今までの夏ソングとはちょっと違った、さわやかで涼しく感じるような楽曲になりました。かわいらしいポイントもあって、泡が弾ける音だったり、ポワンポワンってサウンドが入っていたりとか、夏らしく感じられる楽曲にもなっているので、そこにも注目してほしいです。暑さに負けず、涼しく聴いていただけたらなと思っています。
――「Mammamia」も同時リリース。
栗本 私が作詞を担当させていただきましたが、最初に曲を聴いたときは意外な感じでした。かわいらしい曲調が多かった今までのet-アンド-とはガラッと変わった壮大な感じの曲調で、聴いていて面白いサウンドがいっぱい詰め込まれている楽曲になっています。とにかく壮大です。「推し活」について歌っていて、推しへの愛が強すぎる人の思いをつづった歌詞になっています。言葉も遊んでいて、サウンドもそれに合わせてアレンジされている部分が多いかなと思います。
「自分たちだからこそ歌える楽曲に」
――3人体制になって初めての新曲。
野島 やっぱり4人グループの…