アナザーノート 秋山訓子編集委員
食事中にこの記事を読んでいる方がいたらご容赦を。先日、ある女性衆院議員と話していたら、女性議員の数の話題からトイレの話になった。
私が1998年に政治部に配属された時、困ったのは国会のトイレ問題だ。女性トイレの数がとても少なくて、男性トイレの一部を「よしず」で区切って女性トイレにしている場所もあった（実話です）。
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とてもじゃないが落ち着ける環境ではない。私は少し離れたところに、女性専用トイレを見つけ、そこを使っていた。当時、女性衆院議員の比率は5%に満たなかった。海外の人たちに日本の政治と女性について話すときに、一番驚かれるのはこのトイレについてのエピソードである。
今、女性衆院議員の比率は1…
