大ヒット映画「トップガン」で、主演を務めた俳優のトム・クルーズさんが17日、米海軍から長年の貢献をたたえられて公共功労賞を受賞した。米CNNが「軍のヒーローを長年演じてきたが、現実でもヒーローになった」と報じた。
トップガンは米海軍パイロットのエリート養成学校を舞台にした映画で、1986年に公開されると世界中でヒットした。2022年にはクルーズさん演じるマーヴェリックが教官として戻ってくる続編「トップガン マーヴェリック」が公開され、日本でも興行収入100億円の大台を突破した。
米海軍は発表の中で、「海軍の高度な訓練を受けた隊員と、彼らの職務中の犠牲に対する世間の認識と評価を高めた」とクルーズさんを評価。80年代後半から90年代前半にかけて、米海軍のパイロットの採用が急増したとしている。
発表によると、クルーズさんは「現在、および過去に働いていた多くの海兵にインスピレーションを与えられたことをうれしく思う」とコメントしたという。