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トヨタ自動車の電気自動車(EV)のSUV(スポーツ用多目的車)「C-HRプラス」=2025年3月6日、ブリュッセル、寺西和男撮影
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 トヨタ自動車は、欧州で年内に新型の電気自動車(EV)3車種を投入すると発表した。ドイツのEV購入補助金の停止などで欧州のEV市場は伸び悩むが、新たな顧客層の開拓を見据えて手薄だったEVの品ぞろえを拡充して攻勢をかける。2026~27年にかけて欧州での販売に占めるEV比率を現状の4倍にあたる2割程度になると見込んでいるという。

 6日にブリュッセルで開いた製品戦略のイベントで明らかにした。スズキ自動車と共同開発し、一部市場で受注を始めている新型EVの小型SUV(スポーツ用多目的車)「アーバンクルーザー」を本格投入するほか、新型EVのSUV「C―HRプラス」、トヨタ初の量産EVであるSUV「bZ4X」の新型車を新たに販売する。

 C―HRプラスは航続距離が最大600キロのモデルを用意。「bZ4X」は充電スピードを最大2倍に高めるなど性能を大幅に改善した。

 さらに今回、トヨタの高級ブ…

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