トヨタ自動車は12月にインドネシアの工場で電気自動車(EV)の現地生産を始めると発表した。同社のEV生産は、日本、米国、中国に続き4カ国目となる。
トヨタの現地法人が、今月24日から開かれるインドネシア国際自動車ショーに先立ち、23日に発表した。生産するのは小型SUV(スポーツ用多目的車)の「bZ4X」。既存の工場を活用する。生産台数は公表していない。
インドネシアをめぐっては、同国政府がEV普及のための優遇策や生産への支援策をとっており、中国メーカーも市場に攻勢をかけている。トヨタも、ほかのアジア諸国に先駆けてEVを投入している。