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2025年3月13日、ホワイトハウスでトランプ米大統領の発言に反応する(左から)バンス副大統領、ヘグセス国防長官、ウォルツ国家安全保障担当補佐官=ロイター

 米トランプ政権のバンス副大統領やヘグセス国防長官ら複数の高官が、通信アプリのグループチャット機能を使って軍事作戦などの秘匿性の高い情報をやり取りし、誤ってジャーナリストにも送信していたことが24日、明らかになった。情報の取り扱いに問題があるとして、民主党などから批判が上がっている。

 グループチャットに誤って含まれていた、米誌「アトランティック」のゴールドバーグ編集長が24日の記事で、一連の経緯を明らかにした。ホワイトハウスも米メディアへの声明で「チャットは本物のようだ。意図しない番号がなぜ加えられたのか、調査している」と認めた。

 記事によると、ゴールドバーグ氏は3月11日、ウォルツ国家安全保障担当補佐官とみられる人物から通信アプリ「シグナル」の招待を受け、13日にはシグナルでイエメンの反政府武装組織フーシに関するグループチャットに加えられたという。ゴールドバーグ氏は中東や軍事などに詳しいが、トランプ政権には批判的な姿勢で知られる。

 グループにはバンス氏やヘグ…

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